Scene 09◇〜忘れられた存在〜               

Scene Player 加藤 茶太郎

 あの女は、俺の世界を虚構のものだといった。その言葉を打ち消すため、確かめにいった先で自覚させられた人々に忘れ去られた自分という存在。あの女がいうように、いままで生きてきたこの世界には俺の居場所なんてはじめからなかったのかもしれない・・・。

GM】では、茶太郎。絹と合流するまで何かしたいことあるかい?

【茶太郎】あの女のいう事を確かめに、あちこち人に会いにいってそう・・・でもなんか不幸が増えそうな気がするけど、
茶太郎なら絶対やっているだろう(笑)

GM】もちろん、期待に応えてあげます(笑)

【茶太郎】まずは隣の岸本の家に行きます。ぴんぽーん

GM】岸本の母親がでてくるよ。『は〜い。』

【茶太郎】岸本の下の名前は・・・『おばさん、けいかいる?』

GM/岸本母】岸本母は君を不審げな目で見て問い返す。『あなた、どなた様?』

【茶太郎】・・・は?

【絹】ぎゃ〜言われてしまった(笑)

【茶太郎】『な、なにいってるんですか、おばさん。隣に住んでる茶太郎ですよ!!』

GM/岸本母】『隣?となりは・・・』

【絹/岸本母】『ずっとだれもすんでいませんでしたよっ(笑)』

【茶太郎】『えっ、だって昨日だって・・・(しどろもどろ)』

【絹/岸本母】そんな茶太郎を頭の先からつま先まで「じぃーろじぃーろ」(笑)

GM/岸本母】では・・・とぉってぇも不審げな表情で。『うちの娘に何か用ですかっ!!』

【絹】不審者扱い(笑)

【茶太郎】『お、おれ・・・(絶句)』

GM】では岸本母の手に携帯がシュピーン!と現れる(笑)

【茶太郎】まじでー(絶叫)。とりあえず、訳もわかわらずその場から走ってにげるぞ!

【絹】変な人だった(笑)

GM】では、走り去る君の耳には岸本母のわめく声がきこえてきたよ。『だれかー不審者がー!!』(笑)

【茶太郎】『・・・まさか先輩もみんな・・・』とかいって、近所の先輩のところに行く(笑)

GM】・・・。(相当、自分で自分の首をしめるのがすきなやつだな・・・)

【絹】自分の首を絞めている患者にみえてきた(笑)

【茶太郎】それでも、あきらめきれないから行く!

GM】では、君の期待どおり・・・もちろん最悪のケースが次々起こります(笑)

【茶太郎】道で、先輩にあってもガンとばされたり・・・

【絹/先輩】『ぁあ、なにこっちじろじろみてんだぁ?』

【茶太郎】公園にたむろっている後輩に声をかけても・・・

GM/後輩】『こいつ、だれかと素で間違えてるみたいだぜー』

【茶太郎】行く場所がナクナッタ・・・(笑)

【絹】(あっさりと)空き家が残っているぞ。

【茶太郎】じゃ、空き家に戻ってくるんだ・・・ぽつんと(笑)

【絹】ぽつんと戻ってくるなら、その家の前で待っていられるな。

GM】いいねー!登場おっけーよ!茶太郎がぽつん(強調)と寂しくトボトボと、かつて自分の住まいだった空き家へ戻ってくると、家の前に切れ長の目が特徴の、君のよく知ってる女子高校生がたっていた。

【絹】電灯の光の下で。

【茶太郎】珍しく、とってもネガティブな気分なもので、心の中では『・・・きっとこの人も俺の事を覚えていないんだろうな・・・』

【絹】そう思っているところへ、『どこに行っていたんだ、茶太郎。』

【茶太郎】『え、俺のこと・・・わかるの・・・デスか?

GMですか?(笑)

【絹】デスカ?(笑)

【茶太郎】敬語?なぜ!(笑)『いや、わかるのか?』

【絹】『なに寝ぼけているんだ?』

【茶太郎】『じつは・・・』

【一同】かくかくしかじかで(爆笑)

GM】これほんま便利やな(笑)

【茶太郎】『みんな、俺のこと覚えてない。俺は帰るところを失った・・・』

【絹】『敵の動きが、予想より早かったのだな。』

【茶太郎】『敵は誰だ?』

GM】おひ・・・

【茶太郎】あ、『結社か。』・・・で、結社って何?(笑)

GM】こら・・・

【茶太郎】だって、現れては消えての繰り返しばかりじゃん。

【絹】『誰かとあったのか?』

【茶太郎】『じつは・・・かくかくしかじかで。赤毛の女に・・・いや、違う。黒毛の赤目の女に会った(笑)』

【絹】【情報:UGN】で調べてみるか。9です。

GM】最近、ここK市で見かけられる、正体不明のオーヴァードだね。

【絹】こんな大規模な組織的な動きができるのは、FHしか心当たりがない(笑)その線で、「結社」についても調べたい。わかる?

GM】では、君の同僚から得た情報によると、以前「ダイナスト事件」で絡んでいたある組織が近頃動き出した・・・今回の事件にも一枚噛んでいると思われる。前の時もそうだったけど、UGNに直接諜報員を送り込んでいる可能性が大きいので、どこまでが本当かわからない。

【絹】なるほど、やり口が似ているからな。

GM】では、そうしているとですな、絹の携帯に連絡が入る。発信元は仲本だ。

【茶太郎】行方不明の仲本?

【絹】いや、行方不明なのは高木。仲本はそれを追っている。電話に出る。『はい、志村絹だ。』

GM/仲本】『志村さん、今どこに?』

【絹】『どこそこの加藤茶太郎の家の前。』

GM/仲本】『では、近くの公園で落ち合いたいのですが・・・』近くの公園っていったら、茶太郎が倒れていたとこかな。

【絹】『わかりました。』公園へ茶太郎をずりずり引きずっていこう。そういえば、今まで仲本さんって出てこなかったね?

GM】出すきっかけがなかっただけ(笑)裏ではきっちり動いているよ。もともと責任感の強い人だから、任務以上の思い入れで行動している。

【絹】パートナーだしな・・・しかも前の支部のたった二人の生き残り。

【茶太郎】公園へGO!!

【絹】ところで、マスターに質問。茶太郎のロイスってどうなった?

GM】もち、会った人全員タイタス化。妹については会ってないので、茶太郎しだいかな。直接妹から真実を知らされた訳でもないし・・・。

【絹】では、先輩とか、岸本とか…あっ、岸本はロイスじゃないのか。

【茶太郎】えっと、、、先輩と後輩がタイタス化します。

【絹】「アンタ誰?」「人違いじゃないっすか?」で瞬間タイタス化!(笑)

GM】わざわざ墓穴ほりに行かなくてもよかったのに(苦笑)

【絹】あえて、そこにハマりにいくのが主役の主役たるところだよ(笑)

GM】主役の頭にへたれがつかないか、それ。

【一同】(笑)

GM】では、場所を公園に移ったという事で。ところでお二人さんの侵食値教えて。

【茶太郎】66。

【絹】73。

GM】何となく低い感じがしないでもないが・・・、了解です。公園の広場の電灯の側のベンチに仲本が一人、こちらに気づくと歩み寄ってくるね。

GM/仲本】『連絡を聞いていても立ってもいられなくて・・・、高木が絹さんの弟を襲うなんて・・・。』

【絹】『偶然の可能性が高い。狙われたという事ではないだろう。』

GM/仲本】『そうですか・・・それにしても高木、どうしちゃったんでしょうね。もう戻れない所までいってしまったのでしょうか?』

【茶太郎】本当にどうなったのか聞きたい(笑)

GM/仲本】『あまりちゃんとお話する機会がありませんでしたので・・・初めまして仲本です。』茶太郎は初対面だったよね?

【茶太郎】『あ、初めまして』ところで仲本さんはどんな人?

GM】うーんと、ショートカットのぱっちりした目が印象的な20代前半の女性。

【茶太郎】美人さん?

GM】美人というか、かわいらしい印象だね?

【絹】(唐突に)・・・かわいい?(笑)身長何センチですか?

GM】(気圧されつつ)・・・何センチが良いの?

【茶太郎】自分より背が高かったらまた凹むんだろうな(笑)←童顔でちびな設定

GM】そうだね・・・150ちょい位で・・・。

【絹】かわいい!!(叫)

【茶太郎】かわいい〜!!

【絹】すっごく、かわいい!(絶叫)

GM】そこでエキストラに萌えるなー!!しかも盛り上がるところじゃないし(苦笑)

【絹】スミマセン。初恋が女の人なもんで。←ロイスのUGN先輩(♀)

【一同】(爆笑)

GM&茶太郎】あーあぁ〜(笑)

GM】・・・気をとりなおして進めましょう。

【茶太郎】『俺、高木に前の支部の仇として狙われているんだけど。・・・仲本さんもそう思ってる?』

GM/仲本】『いいえ、あなたが犯人である訳がありません。』強い口調で否定するよ。

【絹】(間髪入れずに)ばかだしな。

【茶太郎】・・・・・・ばか。

GM計画的なことできないしね。(←追いうち)

【一同】(笑)

【茶太郎】てか、K市を壊滅させたのは・・・

【絹】K市支部

【茶太郎】K市支部を壊滅させた奴の手がかりとかないの?

GM】今のところはないね。ただ、何かの組織の犯行だという事はおぼろげながらつかんでいるらしいよ。

【絹】ある日突然壊滅しててん、支部が。

GM】そ。

【茶太郎】その時、(高木&仲本は)どっかいってたんだよね?任務かなんかで。

GM】そ。

【茶太郎】・・・なんで、犯人扱いされなきゃなんないんだ?

GM】可能性の一つとして考えられるのが、操られている。

【茶太郎】操られている・・・『結社』に?

【絹】『結社』に高木が操られている可能性は高い・・・。

【茶太郎】でも、『結社』は・・・

【絹】最初に茶太郎に呼びかけたのは『結社』の人間。高木は茶太郎を見て、支部壊滅の犯人だと思たのはなぜかはわからないが、そう思っている。

GM】思い込まされた、という取り方もできるね。

【絹】「あいつが犯人、あいつが犯人。」とでも、ずっとも耳元で言われたとか(笑)

【茶太郎】襲われたけど、別に殺された訳でもないし・・・。

GM】・・・(良い事に気づいたね)

【絹】うん。その後に起こった事件も高木が犯人だと言う事になっているが。

【茶太郎】うーん・・・。『結社』の目的がヨクワカラン・・・(笑)

【絹】ただ、茶太郎がその『結社』にとって、必要な人間だという事だけはわかっている。

GM】そのとーり。

【茶太郎】なんで、必要なんだろう・・・。

GM】目的は、アンタの力だよ(笑)

【茶太郎】え、でもモルフェウスならどこにでもいるんじゃ・・・

GM】まあまあまあまあ。

【絹】でも、ピュアっていうのはあんまりいない。

GM】ついでに言っとくと、君は『結社』に作られた人間だから。

【絹】いわゆる器だな。器。

【茶太郎】いろんな情報がありすぎて何と戦ったらいいのかよくわからん。

【絹】今まである情報をまとめると、高木は操つられているっぽいので、その後ろにいそうな『結社』をつぶせばよしと。

【茶太郎】そういう事だけど・・・

【絹】まぁ、出てくればということだが。

GM】なかなか、しっぽを見せないようだね。支部長情報によると。

【絹】しっぽ・・・茶太郎には思いっきりみせているのではないか、しっぽ。(笑)

GM】・・・姿は見せるけど、だからといって決定的な行動はとれてないでしょ?

【茶太郎】うん。出てきても、しゅわ〜ってどっかに消えるから。

GM】そんな感じで、調べても何も出てこない。謎なのです。(笑)

【茶太郎】何が目的で、何のために俺が必要で・・・時がくればわかるっていっても、その時がいつなのかがわからん(笑)でも、何となくその時は近いんだろうな・・・無理矢理覚醒させられたという事は。でも、そのこととK市支部が壊滅させられたのはどう結びつくのかがわからない。

【絹】『結社』が支部を壊滅させたんだろう。

【茶太郎】なんで、壊滅させる必要があるんだ?・・事件の発端は、K市壊滅から?

GM】一応ね。そういう事になっている。それと前後して、K市で不可解な事件が起こり出した。

【茶太郎】K市に何かあるのか?

【絹】まあ、茶太郎一人のためにK市支部壊滅させるというのは、まどろっこしすぎるしな。

【茶太郎】何のためにしたのかがなぁ・・・

【絹】ほかに目的があって、たまたま(強調)やったのかもしれない。

【茶太郎】・・・そんなたまたまって(笑)

【絹】そんなシナリオを、このGMが書いてくる訳がない・・・とか考えるが(笑)

【一同】(笑)

GM】何のためかは、最期まで待て(笑)

【茶太郎】最期になったら、ラスボスが、悪代官のように目的をべらべら告白するんやろうな。

【絹】「どうせ貴様らはここで死ぬんだから、冥土の土産に聞かせてやろう。べらべら〜」(笑)

【茶太郎】クライマックスで、それをふんふんとかいって、聞いて納得するだけも、なんか悔しいな(笑)

【絹】では、聞くだけ聞いたら「お前には用はない。」って・・・(笑)

【茶太郎】ぐしゃ〜

GM】・・・

【茶太郎】倒せたらいいけど、むこうの力は大きいだろうから、こっちはこの人数で戦いを挑むのって結構無謀な気がする。

【絹】ちなみに仲本さんは戦闘要員ですか?

GM】いや、エキストラ扱いにさせてもらうので、非戦闘員ということで。UNGに協力する非オーヴァードという扱いでよろしく。さて、君らがしばらく情報を交換し合っていると、突然、仲本の視線が茶太郎の背後のほうのなにものかに釘付けになったと同時に、表情が厳しくなる。『高木・・・』仲本は、その一言を振り絞るような声でつぶやく。

【茶太郎】・・・!?

GM/高木】まるで、公園の木々の闇から生まれでて来た暗殺者のように登場。茶太郎を見て一言。『こんなところにいたのか・・・。』

GM/仲本】仲本がたまらず叫ぶ。『高木!!』

【茶太郎】ぶ〜

【一同】(爆笑)

GM/仲本】タイミングよすぎるー!!いや・・・『どうしてこんな事をするの?』

【絹/仲本】『・・・仲間を失って悔しいのはわかるけど、あなたはこんな事をするような人じゃなかった。』

GM】セリフ、それ採用(笑)

【絹】ぶっちゃけ、人違いだと言いたい。

【一同】(爆笑)

GM】言いたいのならドーゾー(笑)

【絹】『仲間を失った痛手は同情するが、憎しみをぶつける相手が間違っている。ぶっちゃけ、人違いだ!!

【一同】(大爆笑)

GM/高木】『誰が仇だとか、そんなつまらないことは今の俺には関係ない。クククッ…。』

【茶太郎】また電波キャラが・・・(笑)

GM/高木】『目の前にあるものを壊したい・・・今の俺を満たす気持ちはそれだけさ。』

【茶太郎】じゃ、ジャーム化してる・・・?

【絹】かも。

【茶太郎】『じゃ、つぶすしかない。「なぜなにオーヴァード講座」でもそういってました。』(笑)

GM】血も涙もない奴っ!!そこで優等生づらするんじゃないっ!(笑)では、そんな君のセリフを聞いた仲本がヒステリックな声で叫ぶ。『正気に戻って、高木!!』その声を聞いた高木は、少し動揺します。"

【絹】動揺!?動揺した高木に「熱血カード*」をあげたい(笑)

【茶太郎】高木が動揺してる?まだ声が届くのか?ジャーム化がまだ完全ではないかも。

GM/高木】『沸き上がってくる破壊衝動に、もう勝つ事はできない。このままじゃ、お前までもこの手にかけてしまうかもしれない。お願いだ仲本、俺を止めてくれ!!』衝動に勝てないエージェントの末路は知っているよね?

【絹】よくて監視付きの保護観察。大抵は処分されるしかない。

GM】絹さんはそういう任務も少なからずこなして来たからね。苦い思い出が心をかすめる。

【絹】『・・・仲本さん、下がって。』マイナーアクションで《氷剣》を作る。高木までの距離は?

GM】かっこいい演出だからこのまま行きましょう(笑)では高木とエンゲージしているということで。演出的には、高木と仲本との間に立ったという事で。茶太郎はどうする?

【茶太郎】どうって、攻撃します。

【絹】『(茶太郎に向かって)下がってろ。お前は【射撃】メインだろ。前衛は任せておけ。』

【茶太郎】そうか、絹さん前衛で、茶太郎は援護します。

GM】では、イニシアティブ!

【絹】8でーす。

【茶太郎】9でーす。

GM】遅っ!!(←《電光石火》有り)(笑)そちらの戦闘準備ができてから、こちらから攻撃させていただきます。

【一同】(笑)

GM】絹さんに向かって。全力でいくよん(笑)マイナーアクションで《完全獣化》、メジャーアクションで《電光石火》《さらなる波》《浸透撃》《獣の力》《名なき刃》のコンボ!!高木が、その姿を獣のそれに変え、鋭い爪のを光らせながら絹を襲う!"

【茶太郎】戻ってくる気なし。

GM】もちろん(笑)

【茶太郎】最期は、防御を全部解き放って攻撃受けて、「これで良かった」なんていいながら倒れんだ(笑)

GM】先読みするなー!!(笑)

【絹】そこでいらん茶々を入れない!!

GM】そんなことを言われたらやらなあかんくなるやん(笑)・・・(気をとりなおして)クリティカルは7なので(コロコロ)・・・えーと計25。

【絹】がんばったら避けられるが・・・それに全くメリットがないから(笑)そのまま受けてリザレクトします。

GM】うぃ。

【絹】(ころころ)10・・・ぎゃーいっぱい上がった!(笑)

GM】高木の獣化した姿から繰り出される攻撃を前にして、何の抵抗もなく攻撃を食らう絹。引き裂かれたと思った身体は瞬時にもとに戻り、なおも高木の前に立ちはだかる・・・ってかんじですな。

【茶太郎ぐっしゃーじゅぼぼぼぼー「ふんっ!」(←リザレクトの擬音語)(笑)次はボクちゃんかい?(笑)

【絹】高木に向かって『本気をだしてないな・・・。』

GM】高木は無言。・・・でも、エフェクトは全力なんだけどな、一応。(笑)

【絹】ダイスが、本気になってない(笑)

【茶太郎】では、《錬成の掟》《砂の刃》《ペトリファイ》のコンボ!(ころころ)・・・40〜(笑)

GM】そのダイス数で40はないだろ〜(笑)こっちは回避技能持ってないから(ころころ)・・・あたってる(笑)

【茶太郎】5D+2で・・・32点〜(笑)

GMさんじゅうに!?なんだその数値わ(笑)

【絹】《ヴァイタルアップ》してなきゃ、瞬殺はよくあること(笑)

GM】防御力引いて・・・・・・瞬殺だ(笑)ちょうどぴったり0!(笑)

【一同】(大爆笑)

【絹】うわ〜また出番なかった(笑)

【茶太郎】ピュアは強いな〜

【絹】うん。

GM】茶太郎の放った砂の刃が、絹に攻撃した高木の無防備な部分をついて致命傷を与えた。ゆっくりと崩れ落ちる高木の身体。しかしその顔は安堵にも似た表情を浮かべている。

【絹/仲本】『たかぎぃー』名を叫びながら彼の元に走りよる仲本。

【茶太郎】仲本さん回復技能持ってるの?

GMエキストラですから無理(笑)

涙に濡れた仲本の顔を見て『ありがとう。お前は俺の最高のパートナーだったよ・・・』そう言い残して、閉じたまぶたは二度とひらかれる事はなかった。仲本は、高木の死体に取りすがって声を立てずに泣きじゃくる。高木にロイス結んでいる人はタイタス化してね。

【絹】死んだの?

GM】特に何もしなければ。GM的にはこのまま死なせてやってくれ!(笑)

【絹】泣きじゃくる仲本を影から見守る。ゴソゴソ(←影から見守っているらしい)

GM】・・・べつに影じゃなくていいから(笑)そんなとこに甲高い男の声が、沈痛な雰囲気を壊すかのように響く。

【茶太郎】ケフカだぁー(byFFY)

GM/パペットマスター】『やれやれ、あんなにあっけなくやられてしまうとは・・・計算外でしたよ。捨て駒にもなりはしないですね。しかし、加藤茶太郎君。あなたの能力は素晴らしい。目覚めたばかりだというのにあれほどの力が出せるとは、さすが「選ばれし者」ですねぇ。』

【絹】『お前が黒幕か!』

【茶太郎】この声って、俺が覚醒した時に聞こえて来た声?

GM】そうです。

【茶太郎】『おまえか!俺を無理矢理覚醒させた奴は!』

GM/パペットマスター】『ええそうですよ、茶太郎君。再会できてうれしい。』

【茶太郎】・・・そう言えば再会できればとかなんとか言われていた(笑)

GM】登場して来た男は、絹さん、あなたは彼を見知っている。

【絹】誰ですか?

GM】オープニングを思い出していただきたい。ぼやく高木の相手をさせられていた、ぱっとしない(笑)エージェントがいただろう?そいつです。

【絹】『・・・あの頃からか。』

GM/パペットマスター】『初めまして・・・じゃ、あまりにも不適切ですよね?。お久しぶりとでも言っておきましょうか。』

【茶太郎】『お前たちの目的は、一体なんなんだ!!』

GM/パペットマスター】『我々の目的は、我々を導くリ?ダーの再来です。圧倒的な力を持った存在としてのリーダー。そして我々は、そのリーダの築く世界を支えるための組織の一員ですよ。』

【絹】そういえば、「ダイナスト」の残党が何んだかんだいってたな。

【茶太郎】その話、あまり覚えてないんだよね(笑)

GM】あとで読んどいて(笑)このシナリオ、その話の後日譚的なとこがあるから(笑)

【茶太郎】茶太郎はその組織のなんなの?

GM/パペットマスター】『茶太郎君は、我々の仰ぐべきリーダーを支えるために生み出された存在。先ほど、あなたの力を見せていただきましたが、もちろん我々の仲間になれる実力はあります。我々はあなたを歓迎いたしますよ。』

【茶太郎】何?茶太郎は生け贄?(笑)

【絹】生け贄というよりか、仲間扱い。

GMともに世界を支配しようぞ〜(笑)

【絹】仲間レベルでそんなに重要でない(笑)

GM】それでも、「選ばれた者」だから組織の幹部クラスにはなれるよ。力も強いし。『我々は、あなたの力を必要としているのです。』

【茶太郎】『お前らなんかのために、力を使う気なんてない!』

【絹】『たかが一人のためにずいぶんたいそうな「舞台」だな。』

GM/仲本】『あなたね、高木をあやつって破滅させたのはっ!!』パペットマスターに怒りのまなざしをむけます。

GM/パペットマスター】それを平然と受け流して、『そうですよ。彼の心理状態は絶望の縁にあった。これほど隙だらけの操り易いものはない。・・・しかし、最期の無様な姿といったら、完全には操りきれなかったようですね。さすがは、歴戦のエージェントというべきですか。』

【茶太郎】さいて〜

【一同】(笑)

GM/パペットマスター】『褒め言葉として受け取っておきますよ(笑)』さて、絹さん。あなたはこいつ(パペット)になんか聞きたい事はないの?

【絹】・・・だいたいペラペラしゃべっていたが。・・・弟を襲ったのは偶然かを聞けとな!?(笑)

GM】以前、いろいろ調べた時に、K市周辺で、茶太郎の身の回りに起こった不思議な事がいろんなとこで同時多発的に起こっているといった事とか・・・K市支部を壊滅させた目的とか・・・聞きたくないならこのままクライマックスシーンにいきますが。

【絹】・・・聞かせろっ!!

【一同】(大爆笑)

【絹】『K市支部を壊滅させたのは、すべて茶太郎一人のためなのか?』

GM/パペットマスター】『いいえ、「結社」の造り出したチルドレンは彼一人のみではありませんから。』

【絹】『つまり、茶太郎のような存在をいっぱいばらまいたから、支部が邪魔になったのだな。』

GM/パペットマスター】『正解です。聡明なお嬢さん。このK市はいわば我々の実験場のようなところですから、UGNがしゃしゃり出てこられるといろいろうるさいのでね。組織の力を弱める目的とともに、私のような存在も簡単に潜り込める状況を作るなら、あれが一番テットリ早かったもので。』

【茶太郎】うーん・・・派手だな(笑)

【絹】『どうやって潜り込んだんだ?』

GM/パペットマスター】『私の能力を持ってすれば、雑作もない事ですよ。お嬢さん。』

【絹】壊滅したK市支部に配属希望者〜「はーい」とか、支部長の手が勝手にハンコを押したとか(笑)

【茶太郎】『妹・・・ココアはどこにいったんだ!』

GM/パペットマスター】『「結社」に戻りましたよ。』

【茶太郎】はぁ?妹も「結社」の一員だったの??

【絹】両親も、お手伝いさんも(笑)

【茶太郎】『俺の家族は、みんなお前たちが造り出したものなのか!』

GM/パペットマスター】『ええもちろん。茶太郎君、あなたが「結社」へ戻ってくれば、すぐにでも会えますよ。』

【茶太郎】ふらふらふら〜(笑)

GM/パペットマスター】『K市支部の件は、別にあそこまでする事もなかったのですがね、・・・こう、ゴミが少しあると見通しが悪くなりますから片付けさせていただいたまでです。』

【絹】『しかし、支部は1週間で再編成された。』

GM/パペットマスター】『ええ、我々の動きに気づいたものもUGN内部にいたんでしょうね。結局私の正体まではつかめなかったようですが。しかし、多少は妨害されてしましたよ・・・。UGNもなかなか侮れない人がいるものですね。(笑)』

【絹】『最終的な目的は「ダイナスト」を復活させることか?』

GM/パペットマスター】『ええ、我々の希望たる「後継者」。彼の覚醒を促し、新たな世界を作り上げる・・・これこそ我々の目的。』

【茶太郎】・・・「ダイナスト」って一体何者?

【絹】世界の中心に立つ男(笑)圧倒的な力を持ってして、世界の理をひっくり返す力を持つもの。レゲネイドウィルスの起源種を持っているオーヴァード。こんな奴が世界を支配したら、オーヴァードがピラミッドの上辺をしめる弱肉強食の世界になる。

GM】多分、力を持たない非オーヴァードは死滅だろうね〜「役立たずは死ねー」

【茶太郎】そんな世界を作りたいんだ、こいつらは。とてもとてもお友達にはなれない(笑)

【絹】強いんだけど、世の中からコケにされている人間は、こういう世界をゆめみるもんだ。

【一同】うーん・・・・・・

GM/パペットマスター】『さて、我々の組織の目的はわかってくれたかな、茶太郎君。』

【茶太郎】『協力しません。(0.5秒)』

【一同】(笑)

【絹】妹はいいのか?(笑)

GM/パペットマスター】『いいのですか?妹さんはもうあなたの元には二度と戻りませんよ。あなたがそちらにいる限りは。少し考える時間をあげましょう(笑)そう、お嬢さん・・・たしか、志村絹さんといいましたかね。あなたの力もUGNの犬にしておくのはもったいない位です。』といっても、まだ絹の実力見てないのですけど(笑)

【絹】全然だせてないから(笑)

GM】いいや、前になんかのミッションで組んだ事があるという事にしておこう(笑)『あなたも、我々のつくる新しい世界へ来ませんか?』

【茶太郎】すごい、勧誘が始まっている(笑)

GM】こういう振興の組織は育てる反面、優秀な人材はヘッドハントするに限る(笑)

【絹】『それは、断る。』

【茶太郎】(笑)

GM/パペットマスター】『悲しい結果ですね。このままでは、あなたたちは”結社”にとって邪魔な存在となるだけです。なので、早々に消えていただきましょう。私は”イビルアイ”とは違って、逆らうものには容赦しませんから。』では、クライマックスに突入します〜

クライマックスフェイズ〜傀儡師〜    

GM】では、パペットマスターから放たれる気で、周りの雰囲気が一瞬にして変わります。あなた方は、パペットマスターのワーディング圏内に入っているので、衝動判定をお願いします。失敗したら、おのおの衝動に駆られるということで。

【茶太郎】茶太郎の中ではまだ、迷いがある。『妹はもう、帰ってこない・・・。でも・・・でも・・・』(笑)

GM/パペットマスター】『あなたが帰るべき場所をすべて失ったとき、その考えを改めてくれることを期待して。我々はあなたの居場所をすべて完全に消してあげましょう。』

【茶太郎】『う・・・俺がいきてきた世界は守りたい。でも妹は・・・うわぁぁ』(笑)

GM】妹は結社の者だからすぐには戻らないけど、君のロイスたちは一時的に記憶をなくしてる状態だから、術者(パペットマスター)を倒せば元に戻るよ。

【茶太郎】でも、こいつを倒しても妹は帰ってくるという事はないんだろ?

【絹】『少なくとも、こいつを倒さないと妹には二度と会えない。』

GM】妹をこちら側に戻したいのであれば、諸悪の根源の”結社”をつぶさないとどうにもならない。

【茶太郎】『妹を救うためにも、お前たちを倒す!!』ということで腹は決まった。

GM/パペットマスター】『交渉は完全に決裂してしまいましたか・・・。』てなとこで、衝動判定〜ヨロピク。

【絹】判定は成功。侵食率は8上昇

【茶太郎】俺も同じく8上昇。あまり上がらないな・・・

GM】では、イニシアティブはこちらが上なので、早速攻撃します〜。《絶対の空間》《破砕の顎》《眠りの粉》《ポイズンフォッグ》!!

【絹】範囲攻撃か!

GM】(ころころ)・・・40ですな。回避してください(笑)

【絹】最初から回避する気はない(笑)

【茶太郎】【RC】で避けられるが・・・40かぁ・・・さっきと同じような条件。ん〜じゃ、避けてみよう。

【絹】避けようと努力。がんばれ!私は回避できるエフェクトは一切ないので、そういう努力は放棄(笑)

【茶太郎】《錬成の掟》《守りの砂》で・・・ダメだ、当たった。

【絹】二人とも当たった。ダメージプリーズ。

GM】5D+攻撃力で・・・22点〜

【茶太郎&絹】死にました。

GM】リザレクトで、侵食値あげてください。

【茶太郎】おりゃ〜といって、8。侵食値は95。

【絹】てい・・・また10!?ぎゃ?(笑)もう死ねない。100超えた(笑)

GM】つぎ〜茶太郎の攻撃だね。

【茶太郎】攻撃すると100超えるんだよね〜次リザレクトしてから《クリスタライズ》使って攻撃しようか・・・

【絹】さっさと攻撃して倒した方がいい。

【茶太郎】じゃ、今持てるすべての力で攻撃だな…《錬成の掟》《砂の刃》《ペトリファイ》で、(ころころ)・・・31点。

GMキャラシートを見て)・・・しまった、回避のクリティカル下がるエフェクトがない(笑)

【茶太郎】あたった?

【絹】(回避技能)とってなかったのか?ちーん・・・(笑)

GM】素でもなんとか・・・ならない(笑)

【茶太郎】4Dだから・・・(気合いを入れて)てやっ・・・23点ダメージいきます。

GM】装甲値は有効だからね・・・ちょっと痛い。

【絹】全力でこちらも行く。侵食値は10上がるが(笑)

GM】さすがだね(笑)でも、ようやく絹さんの破壊力がみられるな〜

【茶太郎】やっと攻撃できるもんね。

【絹】組み合わせは《業炎》《バイオウェポン》《オーバーロード》《完全なる世界》で、もともとが12Dで、侵食値ボーナスで+5D

【茶太郎】聞きたくない・・・(笑)

【絹】・・・21で攻撃。

GM】そんなに振ってるのに低くないか判定値?

【茶太郎】クリティカル値は?

【絹】7。そんな日もある(笑)

GM】回避のクリティカル値はさがらないんだよ〜(笑)

【絹】当たったな。では・・・13+20で33点

【茶太郎】20??

GM】その攻撃力はなんだよ?(笑)もうHPが半分きったよ?(笑)

【茶太郎】まだ、半分かい!!

GM】残りHP1でも、半分超えたとは言えるがな(笑)・・・さて、次はこっちの攻撃だが。同じ範囲攻撃も味がないから・・・。

【絹】・・・仲本さんを操る!?とか。

【茶太郎】そんな酷い、憎い演出はやだ(笑)

GM】どうせやるならPCにたいしてだよ(笑)《人形使い》《錯覚の香り》《竹馬の友》を組み合わせ。その名も「操りの糸」!

『説得が通用しないのであれば、私の人形として使ってあげますよ』この技の《人形使い》はオーヴァードに有効としますね〜あと、《竹馬の友》は演出でとっただけです(笑)。抵抗に失敗すると絹さんに攻撃しますから。

【茶太郎】茶太郎が?

GM】そうです。【意志】で抵抗な(笑)達成値は25です。

【茶太郎】ひらめだからな〜(笑)(ころころ)・・・おや、まわった・・・次も(笑)29です(笑)

GM&絹】ふつーにかっこいい(笑)

GM初めて茶太郎がかっこ良く見えた(笑)さすがPC@(笑)

【茶太郎】・・・よだれが出そう(笑)

GM/パペットマスター】『なに!?私の力が効かない!?』と、とっても驚愕しておこう(笑)

【茶太郎】『俺は、そちら側にいかないっていっただろう!』

【絹】カッコいい!ダイス目がカッコいい!!(笑)いままで見た中で1、2位を争うかっこよさだ(笑)

GM/パペットマスター】『加藤茶太郎…恐るべきチルドレンだ(笑)』

【茶太郎】じゃ、侵食率が100超えたから《クリスタライズ》も組み合わせて・・・侵食値が13も上がります

GM】戻ってこいよ〜(笑)

【絹】計算上では180でも戻って来れる。3倍振りの期待値で。

【茶太郎】達成値は37。

GM】回避がないから・・・あたりです。

【茶太郎】31点の装甲値無視のダメージはいります(笑)

GM】ぐはっ!装甲値無視は痛い…

【一同】(笑)

GM/パペットマスター】『・・・こ、この私が、目覚めたばかりのチルドレンに倒されるとは・・・。』

パペットマスターの身体に、無数のひびが入り、砂となって崩れ落ちる。・・・それが彼の最期の姿だった。

という事でクライマックスは終了〜

さて、こちら側にもどるかどうか・・・楽しい自律判定のお時間です!(笑)

【絹】そういえば、仲本さんに感情とってなかった。

【茶太郎】仲本さん、かわいいよね?かわいいってどんな感情になるんだ?

【絹】・・・(サイコロを握って)よし、困った時は振ろう!!(笑)

(ころころ)…親近感。←ポジ

【茶太郎】どこで仲良くなったの?(笑)

【絹】(ころころ)劣等感。←ネガ

GM】どのへんに?(笑)

【絹】困った。(笑)振りなおし。

(ころころ)好意。←ポジ

(ころころ)憐憫。←ネガ

GM】いじらしく任務を全うしようとする仲本に君は好意を持ったが、同時にパートナーを失った彼女に憐憫の情が湧いたってかんじですかね。

【茶太郎】5Dで17出なきゃいけないんだな。

GM】ちゃんと出そうな数字だね、それは。

【絹】れっつごー!!

【茶太郎】これで出なかったら、茶太郎はジャーム化する(笑)

(ころころ)…ぴったり17!!侵食率99%!!あぶねー(笑)嫌な汗かいた…

【絹】77%まで下がりました。

GM】両人とも無事帰れたと。それではエンディングフェイズに移ります〜

エンディングフェイズ 〜新たなる始まり〜  

GM】では絹さんから。あなたは弟が運ばれた病院をおとずれています。

【絹】そういえば、気がついているのか?

GM】集中治療室から一般病棟に移されてはいますが、意識は取り戻していません。相変わらす深い昏睡状態のままです。

【絹】そうか。

GM】しかし君は、事件から日も浅いというのに重症だった傷はほぼ完治しているという事を、担当医から聞きます。

【絹】何と!オーヴァードということか?

GM】外から見るとただ眠っているようにしかみえない弟の姿。あなたの耳には静かな弟の規則正しい寝息しか聞こえない。しかし、確実に弟の身体は劇的な変化を起こしているのであった。

UGNの息のかかった病院だから、弟は個室に移されている。飾り気のない病室に眠る弟をひとり見つめる絹。すっかり日は暮れて、看護婦もこない部屋はゆるやかに闇に沈んでいく。

【絹】弟の傍らのイスから立ち上がり、病室の窓を静かに開ける。緩やかにカーテンを揺らす風を受けて、視線を深い闇色に染まりつつある空に向ける。そうしてフェードアウト。

GM】映画のワンシーンみたいやね。オッケーです。次、茶太郎〜

【茶太郎】ほい。なんか絹さんしんみりしてるよね。ところで高木に襲われた人たちの中で、昏睡状態に陥っているのは絹さんの弟だけ?

GM】いい質問だね。被害者の中でそんな状態なのは、君たちが知っている限り鍬君のみです。

【絹】ふ〜ん(笑)

GM】ところで、絹さん、仲本さんとのエンディングをしたいですか?実は、仲本のポジションって、PCBなのね。なのでちゃんとエンディング設定があるのさ。・・・あ〜やっぱ、PC3人欲しかったな…(苦笑)

【絹】じゃ、仲本さんに会いにいく。

GM】では、場面うつります。場所はUGNとして戦い、倒れていった者たちの眠りの場。チルドレンとか身寄りのないオーヴァードやジャーム化した人間で闇に葬り去られた者の墓地だと思ってください。そこに彼女、仲本がひとり、真新しい墓標の前にたたずんでいます。

【絹】では、墓参りにでもいくか。

【茶太郎】ただ単に、仲本さんに会いにいきたいだけじゃないの?(笑)

GM】仲本のエンディングはじまり〜(笑)

【絹】・・・そうだな(しばらく考えて)700円くらいの花を持っていく。

GM&茶太郎】なぜ700円??

【絹】500円だと安っぽいから(笑)

GM&茶太郎】あんま変わんないっ!!(爆笑)

【絹】だって1000円以上だと生活が苦しい(笑)

【一同】(爆笑)

【茶太郎】絹さんの精一杯の気持ちを込めたんだな。

GM】では、仲本は高木の墓標に静かに祈りを捧げ、過去を振り切るようにまなざしを上げ、立ち去ろうと振り返った。

【絹】そこに私が立っていたという訳だな。では、これ(花束)を渡す。

GM/仲本】『ありがとう。』といって花束を受け取り、墓前に供える。なにかいいたいことある?

【絹】いや、特にない。

GM】あ、そう。では仲本が君に何かを話そうと口を開きかけた時、静寂をやぶる携帯の呼び出し音。

【絹】携帯に出る。『はい、志村です。』

GM】静かな祈りの時は終わり、再び戦いの現実に引き戻される。ここでシーン終了。では次、おまたせしました。

【茶太郎】うぃ。・・・なんだかとっても暗そうな感じだな(笑)

GM】茶太郎はどこにいそう?

【茶太郎】うーん・・・誰もいなくなった家かな。

GM】誰もいなくなった家ね。了解。妙に足音が耳につくほどがらーんとした家。昨日までは家族がいて生活の音が絶えず聞こえていた場所とは思えない。君の脳裏にはそんな思い出が描かれるのだが、現実は何もなくなってしまっている。

【茶太郎】しーん・・・『妹もいない・・・家政婦さんもいない・・・』

GM】(ナレーション風)結社に作られた過去。しかし、自分のこの気持ちまでもが作られていたものだとは思いたくない。

【茶太郎】『でも、俺は忘れない。』・・・忘れないように壁に落書きでもかいておこう。

【一同】(笑)

GM】自分は自分で決めた道を歩む。そう君は固く決心した。・・・こんな感じですか?

【茶太郎】『必ず取り戻す・・・元の日常を。』といった感じで。

GM】君が、誰もいなくなった家を後に、玄関から出て行くと・・・『あれ、茶太郎。いつの間に引っ越ししちゃったの?』隣に住む岸本が声をかけてきた。

【茶太郎】引っ越し??

GM】世間的にはそういうふうにされています。それともそこに住むつもり?

【茶太郎】お金は・・・ない!!(笑)どうしよう(笑)

GM】君は一応事件の中心人物なんで、UGNが最低限の生活の保障をしてくれます。ただし保護観察なんで、住いはUGNが用意したマンションに移ってもらうよ。あと、UGNのイリーガルとして協力するということも義務としてついてきます。

【茶太郎】では、引っ越ししたという事にしておいた方がいいんだな。『うん、急にする事になってしまって。』

GM/岸本】『急にって・・・もしかしてココアちゃんの具合悪くなったの?』

【茶太郎】『う、うん。ちょっとね。遠くの療養所に行く事になったんでね。俺は学校があるし、ここは俺一人じゃ広すぎるから移ったんだ。』

GM/岸本】『そっか、ぜんぜん知らなかった。』

【茶太郎】『家はちょっと遠くなったけど、毎日朝迎えにくるから。』

GM/岸本】『うん、ありがとう。』

GM君は、残された自分のかけがえのない日常を守るために歩み出したと・・・

では、シナリオ「偽りの日常」終了〜!!お疲れさまでした!

【茶太郎&絹】お疲れさまでしたー!!

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